わらくの施術 頭痛(後頭部や目の奥の痛みの場合)
わらく整体院で施術を受けていただく方には、頭痛でお困りの方も多くいらっしゃいます。頭痛といっても様々な症状原因がありますが、今回は緊張性頭痛とみられるであろう
頭の後ろから目の奥に痛みが出る頭痛に対する施術
を書き留めます。
トリガーポイントとして後頭部や目に痛みが出るのは、僧帽筋・胸鎖乳突筋・側頭筋・頚板状筋・後頭下筋群などの筋肉の緊張です。
筋肉の名前ではわかりにくいですが、
首と頭の境のあたりから背中のあたりまでの筋肉
首の横側から前側の筋肉
耳の上にある筋肉など
に痛みを引き起こす原因があるとみて施術していきます。
それぞれの筋肉に押すと痛みを感じる圧痛部分を探し、その部分をやわらげていくと頭痛が軽くなったり消えていきます。
圧痛部分のやわらげ方ですが、その部分をグイグイ押すなどして直接ほぐすことはほとんどありません。
☆やさしいタッチで手を当てエネルギー療法を行います。
☆筋膜のつながりをみて、関連する部位をほぐし硬さを和らげます。
筋膜のつながりは、様々なパターンがあります。参考にしているのはアナトミートレインです。例えば、首の付け根のあたりに圧痛がある場合は、そこをやわらげるために背中の筋肉・腰の筋肉・ふくらはぎの筋肉・腕や手の筋肉などをほぐします。
押す痛み(圧痛点)がやわらぐポイント(消痛点)を探します。圧痛点に触れながら消痛点をほぐすと、圧痛点が柔らかくなっていくことを確認できます。
上記の筋肉をほぐすには
僧帽筋→大胸筋・小胸筋・小円筋・臀筋群など
胸鎖乳突筋→咬筋・側頭筋・小胸筋・鎖骨下を伸ばす。
側頭筋→咬筋・顎関節・体側部など
頚板状筋→僧帽筋・中部肩甲骨間など
硬結が弛むのを感じながら施術していきます。
0コメント